〜番外編〜イシガメ皮膚病治療3 動物病院受診
イソジン消毒を開始して4、5日経過したが餌も食べない、あまり動かず、皮膚の状態も変化なく良くなっている感じが全くみられず心配になりイシガメ達をみてもらっている動物病院へ駆け込みました。
動物病院で爬虫類もみてくれる先生って少ないので、亀を飼育されている方は念のため家の近くに爬虫類もみてくれる動物病院があるか検索しておくといいですよ。
動物病院へ行くと私以外皆さんワンちゃんネコちゃん連れで、バケツを持ちガサガサ音をたてて待っているのは私だけ…静かな待合室でガサガサと音が響くのである。
他の飼い主さんに不思議そうにバケツを覗かれる。笑
いつ行っても慣れない気まずい空間である。笑
問診票を記入し患者さんが多くて1時間弱待ち、ようやく診察室へ
診察台?にイシガメを置き、先生にイシガメの飼育環境について症状や治療経過などを話す。
先生は冷静にイシガメのサイズを計測し亀の様子を診る
「念のためレントゲン撮りましょう!」と言われ思わず「そそそ!そんなに重病ですか?!」と驚く。きっと亀も驚いたであろう。w
レントゲンは亀のストレスなども配慮して断りました。
その代わりに右前足に抗生物質の注射をしてもらいました。
私の人生初!イシガメ初!の注射ですごく緊張しましたが、一瞬チクリと痛みが走ったようで顔を出して足をバタつかせていました。
先生はまるで人間の子供に接するような感じで「痛かったね〜ごめんね〜」と亀にナチュラルに声をかけてくださいました。
あ〜この先生は生物が本当に好きで獣医をされているんだな〜この先生に診てもらえて良かったなと安心したと同時に野生下で生きていたら重度の皮膚病になっていなかったのかもしれないし、こんな人工的な痛みを伴う注射もされる事はなかったかもしれない
でも野生下で重度の皮膚病になった場合は完治出来ず死んでしまうのか?
まだ小さい亀だし近所の川にはイシガメは少なく、ウンキュウ(イシガメとクサガメの交雑種)やミシシッピアカミミガメ(外来種)が多くまた外来種の魚も多い環境の中でまともに餌を採り食べ外敵に襲われず安心して平和に日光浴をし長生きする事は出来たのであろうか?
果たしてこの亀にとって野生下の環境で生きていく事と人間の作った飼育環境で育てるのはどちらが良かったのか?幸せなのか?
等考えを巡らせました。
私の決断としてはこんな可哀想な痛いこと(皮膚病&注射)をさせてしまったから私(人間)のエゴだけど、まずは皮膚病を完治させて私が死ぬまでイシガメを守りぬく!最後まで面倒をみる! になりました。
私が若くしてこの世からいなくなってしまった場合は家族にイシガメを託す事はもうお願いしています。ご安心を・・・。
話がだいぶ脱線しましたが、話を戻しますw
先生から家で出来る治療方法を教えてもらったので、病院から帰宅後早速治療開始だ!!
次回は皮膚病治療4へと続く…
まだ続くんかーい!w