今年もイシガメが産卵しました!
昨日のお昼になりますが、我が家のイシガメが産卵しました!
ちょうど餌を与えにいくといつもとなんだか様子が違う
ジーーっと見ていたらシェルター上にいるイシガメが初めて見る動きで首を左右に振り、口をしっかり閉じて力んでるような表情で後ろ足を大きく動かしている!!
具合でも悪いのかなとシェルターの下を見るとななななんと!!!卵!!!
我が家に来て毎年かな?1年に2回くらい産んでますがいつもバリバリに食べていて、見事に全部の卵が残っていることってないし、しかも産卵している時に遭遇するのは初めてで大興奮してしましました。
大きな声を出すと集中出来ないかも!と思い静かに見守りました。
あの小さな総排泄孔から6個も産んでいました。
疲れただろうに〜痛かっただろうに〜お疲れさま!!!
と言うわけで今日のご飯はスイカと配合飼料とエビにしよう!!
うちは怪我や事故がないように単独飼育をしています。
そしてうちにいるイシガメは恐らくみんなメスなのです。
なのにどうして毎年産卵するのか?
「遅延受精」
爬虫類っていうのは「精子貯蔵」をする動物で、1度交尾をするとメスは体内で精子を生きたまま貯蔵する。
その後に交尾をしなくてもその精子を使って数年間有精卵を産み続ける事が出来る。
遅延受精だともしかしたら有精卵の可能性があります。
でもうちに来て3〜4年で数回産卵しているからもう微妙かな・・・
うちに来る前に自然下や飼育下で交尾をしていたら・・・
でも一体どんなオスか分からないし・・・
この子に似た可愛いイシガメかも分からないし・・・
とりあえず孵化するかやってみよう!とせっかく頑張って産んだのだからこの命を無駄にするのもと思い、卵をいただきました。
中がうっすら黄色い、私の小指サイズです。
卵はヌルヌルしていて滑り落とさないように気をつけてケースに保護し、×印を油性ペンでつけました。なぜ印をつけるのかは胚が下になると潰れてしまうそうなのです。
おめでたいスイカを買いに行くついでにホームセンターで水ゴケも購入!
早速家に帰って、実行!
水ゴケに木の枝や葉がついているので、それらを綺麗に取り除き流水で水ゴケを湿らせて水気を絞る。
ケースに水ゴケを敷き詰めて優しく卵を置きました。
卵の真ん中に白い線が出る→卵の発生が始まっている つまり有精卵
無精卵の場合はずっと透き通ったまま なんだそうです。
有精卵の場合大体1〜2か月で孵化するそうです!
今年の夏はメダカにイシガメの孵化に忙しいぞ!!
楽しみだな〜有精卵だと良いな〜。